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ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~ - Season 1 Episode 6 第六話 母とヤクザ あなたは私の仇です
幼少期の麦秋を知る交番勤務の岩井田守(金田明夫)が足抜けコールにやって来た。元暴力団構成員・小牧裕也(山本浩司)の就職先を斡旋して欲しいと言うのだが、本人は人生に疲れきった様子で生気がない。情に厚い“町のおまわりさん”気質の岩井田は、関東貴船組の若頭・水田千一(金すんら)が組長を務める水千組の構成員だった小牧を1年前に暴行で逮捕。その後、組から絶縁され自殺未遂を図ったときも助けに駆けつけるなど何かと気にかけているが、麦秋(大島優子)はすでに足抜け済みの小牧の就職に興味を示さない。三ヶ島(北村一輝)と佐野(勝地涼)は、麦秋に代わって小牧の世話に精を出すが、就職活動は難航。小牧が精神的に働ける状態ではなく経済的にも困窮していると判断した佐野は、一時的に生活保護を受給することを提案する。ところが麦秋は「労働可能な身体能力があるのに、一般市民の税金を使うことは許せません!」と反発し、まさかの行動に…。麦秋の、暴力団への異常な憎しみを不審に思っていた三ヶ島は、岩井田に麦秋一家とヤクザとの関係を聞き出す。そこで明かされたのは、麦秋も知らない、母・由美子(名取裕子)と関東貴船組の組長・橘(遠藤憲一)の驚くべき関係だった。その頃、福祉事務所から提出を求められた“絶縁状”が手に入らず、小牧の生活保護への道が断たれた足抜けコールへ、橘から電話が入り…。