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鹿男あをによし - Season 1 Episode 2 第2話 鹿になっちゃった
小川孝信(玉木宏)は、突然、鹿に話しかけられたうえ、“運び番”に選ばれたとか、日本を救えなどと言われ、慌てふためいてその場を立ち去る。 下宿に戻ると、藤原道子(綾瀬はるか)や福原重久(佐々木蔵之介)がいるいつもと変わらぬ朝の風景があったが、どうにも気味が悪い。 その後、小川は再び奈良公園へ出向き、鹿に話しかけてみるが、鹿は反応しない。安堵した小川は、ここ数日に経験した奇妙な出来事は、自分が寝ぼけていたか、夢だったと自身を納得させようとする。 学校では、自分が受け持つ生徒・堀田イト(多部未華子)との問題があり気が重い。そんな小川を慰めるように、教頭・小治田史明(児玉清)がゴルフの打ちっぱなしに誘う。 週末、小治田とのゴルフの帰り道、小川は奈良公園でゴルフの素振り練習をはじめる。すると、「ここはゴルフ禁止だよ」と、声をかけられる。声の主は、この前の雌鹿だった。絶句する小川に鹿は、前回の話の続きをしようと話しかける。 鹿は、小川はこれから京都に行き、そこで渡されるものを自分に届けろと言う。それが“運び番”の役目だと告げるが、言っている意味がわからないと訴えると鹿は、何も考えなくていい、しかるべきときにしかるべき相手から渡させるのだからと答える。さらに、その相手は狐の“使い番”で、人間の女性だと教える。そして、彼女から渡されるのは、人間が“サンカク”と呼ぶ物だと言い・・・。